作業内容の根源的な把握、作業者への正確な指示と認識の共通
依頼主さまとの打ち合わせ・ヒアリングを十分に行います。
その結果のまとめを、依頼主さまと弊社との共通の認識を持つことで、
不良率の低減と、同作業を次にする際の立ち上がりがスピードアップ・省力化します。
・的確
元DTPオペレーターの経験で、「詳細な作業指示書」を作成し配布することにより、従前の内職業者が行う「口頭指示」を無くし、不良発生を抑えます。
・迅速
上記「作業指示書」(作業内容の明文化)を作成する事により、内職さんのスキルに左右されづらく、作業の受け入れを平準化させ、多くの内職さんを抱える事が出来ております。
・安全
作業内容の明文化は、クライアントさまと弊社のトラブルを防ぐ事に留まらず、内職さんと内職業者(弊社)のトラブルにクライアントさまが巻き込まれることを防ぎます。
業務フロー
①打ち合わせ日時の調整、ご連絡
◎打ち合わせ時にご用意して欲しいもの
・加工サンプル
・ケース(外箱)サンプル
・サンプルが無い場合は、それに変わる具体的内容
②打ち合わせ時に決めていく内容
・納期
・加工内容、生産数量
・資材調達日
・おおよその単価(確定していれば)
・引き取り、納品の配送の段取り
・弊社からのご提案等(契約条件も含む)
③弊社よりお見積もりをご提出
(お見積もり検討期間、調整期間)
④注文書、契約書のご提出(仕掛り日の確定)
⑤内職手配(人数確保)と同時にスケジューリング
⑥資材調達(自社便、お客様手配による直送)
⑦サンプルの確認、資材確認
(数量、荷姿、依頼通りの商材かの確認)
⑧内職への仕分け
⑨内職への引渡し
⑩生産期間
⑪生産完了
⑫仕上がり品を検品
⑬お客様へ納品(自社便、お客様手配による引き取り、路線発送等)
⑭請求書の発行
内職業務 負のスパイラル
「口頭指示」のみの作業だと下記のような状況を引き起す可能性が有ります。
①作業指示の不徹底
1人の指示者が、多くの内職さんへ作業説明を行います。その際「記憶」のみの指示は多くの作業ポイントの「指示漏れ」を引き起こします。
また、最初の内職さんへの指示と、後半の内職さんの指示とでは、「疲労」や「慣れ」により簡略化され、「指示漏れ」を引き起こし、不良品を誘発する事となります。
②内職さんの偏り
「明文化」を怠る場合、内職さんを選別するようになります。すなわち、「記憶力」が優れ、尚且つ、「作業生産力」が優れる内職さんに重点的に仕事を振るようになります。そのような優れた人材が、内職に応募することは稀であるのが現状です。そして、キャパを超える仕事を依頼され続けた内職さんは、辞めてしまいます。優秀な人材を失うと共に、求人誌への掲載など費用が発生する事となり、結果、作業単価が高くなり、不良率の高い作業結果になってしまいます。
③トラブルの元
指示漏れが、内職さんに不良品を製造させた場合、その責任は、弊社にあります。しかし多くの内職業者は、不良品のし直しを、「泣きつき」「すかし」「おどし」内職さんに無報酬にさせます。その結果トラブルになり、内職さんと内職業者間に留まらず、ややもすると政府機関・民事裁判・労働組合・政治団体などにより、依頼元が巻き込まれる場合が危惧されます。